鳴き声を聞く鳥【カナリヤ】

鳴き声を聞く鳥【カナリヤ】
鳴き声を聞く鳥【カナリヤ】

カナリヤ

燕雀目スズメ科の鳥で、原産地は大西洋上にあるカナリー群島です。今でこそ美しい色彩をしていますが、野生のものは日本のマヒワに似たような色合いをしています。


カナリー群島では、日本のホオジロと同じように草の実を食べたりして生活していますが、巣や卵もまた良く似ています。カナリー群島の原産なので、カナリヤと言われています。

カナリヤの歴史

昔、カナリー群島はスペインが支配していましたので、この島々の産物はスペイン本国に運ばれました。その中にカナリヤがいました。鳴き声の良いこのカナリヤは、貴族たちに喜ばれ、やがてヨーロッパに紹介されました。


ヨーロッパでも非常に喜ばれ、たちまち全土に広がりました。そしてそれぞれの好みに合うように改良されました。即ちドイツでは良く鳴くローラーカナリヤが、イギリスでは姿の美しいカナリヤが、そしてアメリカではアカカナリヤが作り出されました。

カナリヤの鳴き声

カナリヤの鳴き声は、系統によって色々に違っています。例えば、色彩や姿に重点をおいて改良されたものは、あまり良い鳴き声ではありません。今流行しているアカカナリヤなどは、ただうるさく鳴き叫ぶだけです。


これに反してドイツでは、鳴き声だけに重点をおいて改良したので、色や姿は良くありませんがその鳴き声は天下一品です。カジカガエルの鳴くように静かに長く高低のない鳴き声が良いとされています。


カナリヤの鳴き声で、はじめのうちはうまく鳴きますが、終わりにきてピヨピヨと2~3声鳴くのがあります。これは最もまずい鳴き方で、コンテストの時には、かなり減点されてしまいます。


鳴き声の良しあしは、若鳥の時に習うものなので、良い歌節の鳥を作るには、良い親に付けて習わせることが大切です。この場合も良い系統の若鳥でないと、付け親の鳴き方を習い覚えません。

NEXガード
キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
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