キュウカンチョウ(九官鳥)の飼い方

キュウカンチョウ
キュウカンチョウ

キュウカンチョウ(九官鳥)について

燕雀目ムクドリ科の鳥で、原産地は中国南部、インドシナ、マライ、インド方面です。森林に棲み果実を食べ、3~5月頃に木の穴にふつう2個の卵を産みます。


モノマネが大変上手くて簡単な単語ばかりでなく、複雑な言葉や歌を良く覚えますので、外国では昔から広く飼われています。我が国に渡来したのは徳川時代の享保年間(1716~36)と言われていますが、キュウカンという名前については次のような話があります。


この鳥を初めて日本に連れてきたのは九官という名前の中国人で、この人はいつも自分の名を呼ぶように飼い馴らしていたのです。長崎に着いたとき、通訳がこの鳥の名は何というのかと九官に尋ねますと、九官と鳴くと答えたのですが、通訳はそれをこの鳥の名だと勘違いしてしまったということです。

キュウカンチョウ(九官鳥)の飼い方

熱帯の鳥ですから寒さに弱いので、良く注意してやらなければなりません。また、非常に清潔を好みますから、水浴びを良くさせ、糞の掃除も毎日必ずやらなければなりません。


冬は良く日光浴をさせ健康を増進させます。


餌はスリ餌ですから、ウグイスやメジロを飼うのと同じように、すり鉢に青菜を入れて良く擦ってやります。餌の強さは3分が良く、冬は5分でも良いとされています。


この用量は、動物質が全体の30~50%の意味で、動物質にはフナ(鮒)粉を用います。


キュウカンチョウは水浴びが大変に喜ぶので、冬も午前中の暖かい時に行い、夏は2回程やると健康に良いのです。キュウカンチョウは良く食べて、その糞の量もかなり多いので、毎日必ず掃除しなければなりません。


モノマネさせるには、まず鳥たちと仲良くすることです。それには餌を用いて、次第に手名付けるのがコツです。

キュウカンチョウ(九官鳥)の馴らし方

九官鳥は毎年6~7月に、その春に生まれた若鳥が輸入されてきます。そして9月頃から本格的なモノマネの練習に入ります。練習させるには静かな処で、他の音や人などのいない方が良く、其の為、朝のうちに行うのがふつうです。


まず、簡単な『おはよう』とかを繰り返して教えます。その鳥の能力にもよりますが、普通は2週間くらいで一つの言葉を覚えますから、一つを完全に覚えたら次の言葉を教えます。


そのやりかたはオウムの場合と同じで、良くできた時には、ご褒美としてその時すぐに餌を与えます。悪い言葉は決して教えてはいけません。

NEXガード
キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
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