ロウバシガン Cape Barren Goose

ロウバシガン
ロウバシガン


1種1屬をなす雁で、雌雄は同形同色でありますが、雌の方が少し小さく又、鳴き声が違います。


体形が大きく全身心地良い灰色で、第三風切り羽と雨覆に黒い斑点があります。


嘴の先は黒いのですが、其の基部に緑黄色の蠟様の塊が付いているのが特徴です。胸は紫がかったピンク、水かきの部分は黒色で非常に立派な雁です。


オーストラリア南部の海岸が其の産地でありますが、オーストラリア政府は重要鳥獣の輸出を一切禁止したため、原産地からの輸入が出来なくなりました。


欧米では繁殖がなされておりストックも出来ておりますが、飼鳥界で減少の傾向があります。


南半球の雁でありますから春秋が北半球と反対であり、晩秋から冬にかけて産卵します。


クリスマス、或いはそれ以後に最初の孵化がありますから、雪や霜などに注意しなければなりません。


此の鳥は大概の場合、翌年の4~5月に再び産卵をしますが、此の時の孵化率はクリスマスの時より悪いものです。孵化日数は30~35日で、餌付け用の飼料としてはチックフードに卵黄をふりかけたものに野菜を細切りしたものを水に浮かして沢山与えると良いです。


ロウバシガンは闘争性が強く、1番ずつ1区画に分けて飼わなければなりません。
NEXガード
キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
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